8/27-31にかけて、Go Beyondメンバー15名で“ラグビーのまち“岩手県釜石市を訪問しました。
小中学校や地域の方々の触れ合いの場で、計4回の出張授業を行い、ラグビーや共生社会についての講義やボッチャ体験・ラグビー体験を行いました。
ラグビーワールドカップの会場となる釜石鵜住居復興スタジアムも訪問し、訪問当時、9/20のラグビーワールドカップ開催に向けた盛り上がりを感じることが出来ました。
釜石鵜住居復興スタジアムは、2011年の東日本大震災の際、約600人の小中学生が一緒に駆けて逃げた場所、市立釜石東中学校と市立鵜住居小学校の跡地に建てられました。このスタジアムは、釜石市の防災の考え方を広く発信しながら震災の記憶と防災の知恵を伝えるものとして、釜石の宝物となっています。
また、私たちの活動を発信するとともに、釜石の復興への取り組みについてお話を伺ったり、「命をつなぐ未来館」で東日本大震災の当時の様子を見て学んだりしました。
参加したメンバーのコメント→
「津波てんでんこは自分の命は自分で守るという教えで、大切な人は絶対逃げていると信じて自分がまず逃げろという教え。津波が来ても、『私たちは生きる。かけがえのないふるさと釜石に、共に生きる。』という。こういう共生もあるのだなと自然と涙が溢れてとまらなかった。」
「釜石の方が、たとえ何回津波が来ても、釜石に住み続けるとおっしゃっていたのがとても印象に残っています。豊かな自然と、心の暖かい人で溢れている釜石の街を、津波が飲み込み、多くの被害者を出したという事を考えると涙が止まりませんでした。」
9/28に上智大学で行った「ラグビーフェスティバル」では、被災地応援ブースを出店し、私たちが学んだことを伝えたり、釜石について知ってもらうための展示をしたり、震災時に役に立つグッズを作ったりしました。
多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
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