日時:11/28(水)17:00-18:30
場所:上智大学6号館101教室
フィナーレを飾ったのは、5名のアスリートとNHKアナウンサーによるトークショー!
2020年に活躍が期待されている
・芦田 創選手(パラ陸上/走幅跳)
・瀬立 モニカ選手(パラカヌー)
・富田 宇宙選手(パラ水泳)
・井谷 俊介選手(パラ陸上/短距離)
・山下 千絵選手(パラ陸上/短距離)
の5名のパラリンピックアスリートと、MCにパラリンピック競技大会の中継を担当されているNHKアナウンサー
・中野 淳アナウンサー
を、お呼びしました。
「多くの学生にパラリンピックアスリートの魅力を知ってもらいたい!」
「彼らのファンになって帰ってほしい!」
「2020年の大会で、彼らの輝く姿を見に来てほしい!」という思いから、このフィナーレトークショーの開催を決定🌟
当日は100名の来場者とともに、参加型トークショーを行いました。
前半は、中野アナが各選手に競技において欠かせないものや、リフレッシュ時に使用するもの、オフの過ごし方などを質問し、選手それぞれの素顔やなかなか普段聞けない話を聞くことが出来ました。
後半は、来場者を5つのグループに分け、選手1人対20名ほどで、対談をしました。
とても近い距離で選手とお話しする貴重な体験となりました。
どのような話をしたのか少し紹介します💓
芦田創選手は、ユーモアたっぷりにお話ししてくださいました。競技について奥深くまで話してもらい、とくに印象的だったのは、「障がい者だから」「ハンデがあるから」という理由で記録を評価されたくないとおっしゃていたところです。 自分に厳しく、芯の通った人柄に、自分も頑張ろうと思いました✨
瀬立モニカ選手は、とてもかわいらしい笑顔で話をしてくださったのが、印象的でした。
瀬立選手のリフレッシュは、「囲碁」だそうです😊
また、カヌーのオールを見せてもらい、どのように漕いでいるのか実演してくださったり、触らせてもらったりしました!
富田宇宙選手は、実際に競技中に使用しているタッピング棒で学生たちに頭を叩かせてくれたり、ゴーグルを着用させてくれたり...
競技のルールを面白おかしく楽しく説明してくださいました!
※タッピング棒とは、視覚障害の選手が壁に近づいていることを知らせるために頭や背中を叩く棒のこと。
井谷俊介選手は、昨年、大学4年生の時にバイク事故により片足を失ったのですが、へこんでいたのはたったの2日だったそうです!!😲
人を悲しませる存在ではなく、笑顔や勇気を与えられる人になりたい、という想いで競技義足をはめて陸上界へ足を踏み入れたそうです。
2020そしてその先への想いを熱く語ってくださいました👍
山下千絵選手は、親近感のわくフレンドリーな方でした。10歳の時に交通事故で足を切断され、ずっと義足で生活されていたそうなのですが、いじめられるのではないかと不安で、小学校の間はずっと義足であることを隠していたそうです。
全ての人がありのままの姿で生きていける社会になればいいのに、そう思わずにはいられませんでした。そして私たちもそういった社会になるよう、行動していかなければならないと強く感じました。
また、来場者から、「障害者」という言葉の「がい」を「害」という字を使わずにひらがなで書くことについてどう思いますか、という質問があがり、5名の選手に聞いてみると、みんな「どうでもいい、なんでもいい」というのが正直なところという回答でした。
過度に意識しすぎなくていいのでは…と話をしていました。
参加した学生たちからは、
「5人の選手のお話に感銘を受け、パラスポーツに興味を持っただけでなく、自分らしさについて考え直すきっかけになりました」という声を聞きました。
今後もパラアスリートの魅力や、パラリンピックがもたらす社会変容の力に注目し、多くの方にそれを知ってもらうために活動を続けていきたいです。
2020年、満員のスタジアムで彼らを見ることが楽しみです😊
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