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【スポーツが世界をつなぐ1週間2024】

執筆者の写真: Go BeyondGo Beyond



2024.12.10


スポーツが世界をつなぐ1週間(通称:オリパラウィーク)1日目は、車いすバスケトークショーを実施しました🏀❤️‍🔥


スペシャルゲストとして、パリ2024パラリンピックに車いすバスケ日本代表として出場された石川優衣選手、財満いずみ選手にご登壇いただきました✨

車いすバスケ選手としてだけでなく社会福祉士の資格も持ち公務員としても活躍されている石川選手、そして、力強く相手にぶつかっていくプレーで人々を魅了する財満選手!


質疑応答の内容をピックアップして共有します👇





〇石川優衣選手


――車いすバスケを始めて変わったことがあれば教えてください。

車いすで生活してきた先輩達に沢山出会えて、自分の家ではない場所でどのように生活するか、車の運転など、生活の術を聞くことになりました。行動範囲が広がり前向きになり、積極的に外に出るようになりました。

車いすバスケ自体や、クラブチームがあることを知ってもらえたら嬉しいですね。選択肢の一つとして開けていること自体が救いになったりもするのかなと思います。


――パラスポーツを取り巻く環境について、日本と海外を比較して違いがあれば教えてください。

日本は、パラの競技ができる施設がかなり限られていると感じる一方で、海外は、パラ競技の練習場所に健常の選手もいたりして、オリンピック競技もパラリンピック競技も一緒にできる施設が多いと感じます。どんな競技でもできる施設が増えるといいのではないかと思います。


――早稲田大学の人間科学部を卒業されていますが、なぜその学部を選ばれたのでしょうか?

中途で障害をおったという経験から、同じような立場の人に何か貢献できることはないかと思い福祉に興味を持ちました。 相談援助などをする社会福祉士は、車いすでもできる仕事だと知り、社会福祉士資格が取れて、心理学なども幅広く学べる人間科学部を選びました。





〇財満いずみ選手


――車いすバスケを始めて変わったことがあれば教えてください。

車いすでの生活になり、なかなか出来ないことが増えたり、出来ることにも制限がついたりした中で、一つ明確に「自分だけができること」ができたのはすごく大きかったです。その時の自分にとっては武器のような感覚で、支えになるものでした。


――影響を受けたご友人の言葉について教えてください。

車いすで生活する中で、視線を感じることや周りに迷惑をかけることが多く、自分のことを恥ずかしいと思ってしまうことや、一緒にいる友人に対して、一緒にいない方がいいと思ってしまうこともありました。そんな時、友人から、「それは好きで一緒にいる私のことも恥ずかしいと思っているのと同じなんだよ。私のことを大切に思うなら、それと同じくらい自分のことを大切にしてほしい」と伝えられ、すごく救いになりました。


――大切にしていることがあれば教えてください。

感謝と謝罪は心を込めて丁寧に伝えることです。それを大切にするようにと

小さい頃から両親に言われて育てられてきました。

細かいことでも丁寧に伝えられているのは、両親の言葉のおかげかなと思っています。





トークショーを通じて、Go Beyondメンバーもより一層お二人のファンになりました✨

石川選手、財満選手、本当にありがとうございました!

 
 

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